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気の早い海合宿

ゴールデンウィークしょっぱなの5/2-3は、いとこ家族と一緒にボートを出して一泊二日の海合宿。船はポーナム28です。サニーサイドマリーナウラガから出発して、鏡のように静かな東京湾を26ノットで快走して館山方面へ。館山湾・大房岬の脇でアンカリングし、少し気の早い海水浴を楽しんできました。

断崖と緑の大房岬。風光明媚なところです。

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ゴムボートを出し、母船につないだ状態でお子様たちを遊ばせます。水も景色もきれいです。

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上陸もしちゃいます。子供たちが漕いでいるように見えますが、(文字通り)水面下で私が引っ張っています。

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水温は19度くらいでした。日差しがあって暖かければ、泳いでも問題ないかなというくらい。でも、ボートから飛び込んでしばらく入っているとさすがに冷えてきます。

美しい崖を背に、ボートのフロントガラスで岩盤浴する男子3名。ガラスが黒いので熱くなるのです。

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その後は、洲崎沖のポイントで釣り。オニカサゴがまぐれで一匹釣れました。冬の間はさっぱりだったので、数ヶ月ぶりに魚が釣れた気がする…。オニカサゴは釣ってみたい魚だったので嬉しかったけど、全然引かないのね。水面に上がってくるまでは、海藻か何か引っかかったのかと思いました。

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館山からは三崎港を経由しつつ佐島まで走って、湘南サニーサイドマリーナに入港。

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いつもの「はまゆう」さんでバーベキューです。

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先ほど釣ったオニくんもさばいてもらいます。

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その後は佐島に一泊して、翌日も釣りと海水浴をしながらウラガへ帰港(何も釣れなかったけど)。ボート、海水浴、釣りと海遊びをたっぷり楽しんで、GWというより夏休み気分の二日間でした。

子育て支援を初めて実感

男の子3人に恵まれ、今時にしては子だくさんの部類に入る我が家。政府や自治体から少子化対策や子育て世代の支援が叫ばれて久しい割に、目に見える変化はないなぁと思っていたのですが、この春は明らかな変化がありました。

保育園の保育料が安くなりました。

うちは長男は既に小学生で、次男と三男が認可保育園に通園中です。

認可園の保育料には、通わせている人数による割引の制度があります。

それが昨年度までは、「認可園に通っている子のうち一番目は全額、二番目は半額、三番目以降は無料」だったのですが、4月からは「通園状況に関係なく、第二子は半額、第三子以降は無料」となりました。

これにより、単純に言って昨年までは1.0(次男)+0.5(三男)で1.5人分だったのが、今年度は0.5(次男)+0.0(三男)で0.5人分に。これだけでざっと昨年比3分の1です。

しかも、保育料は児童と保育者の人数比の関係で0-2歳児が一番高く、3-5歳児の倍以上しますので、2歳三男が0.5人分から無料になった分は、次男が半額になった分よりずっと金額が大きいのです。

そのため結局、昨年比で保育料が6分の1程度へと激減。金額にして数万円の削減という、かなり意味のある大きさです。しかもそれが毎月ですから、「家計が助かるわ〜」というのが初めて実感できたという次第です。これまでは子育て支援といえば、時々思い出したように申請書が送られてきて、それを提出すると一万円くらいもらえるだけという感じでしたからね。

…とはいえ、少子化の根本原因って必ずしも「子育てにお金がかかるから」ではない気もしているので、これでどれほどの効果が出るかは謎ですけどね〜。いやいやいや、でもご支援はありがたくいただきますです。

海上特殊無線技士

最近ヨットやボートに乗っている流れの一つの目標として、海外クルーズがあります。船をレンタルして一週間くらい自分で航海する「ベアボートチャーター」が海外では発達しているようなので、それを使ってタヒチやニューカレドニアなどの海に乗り出したいと妄想中です。イメージはこんな感じ。

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お金や時間など基本的な条件のほか、実現のために必須なのは
1. ボート、またはヨットを自分の責任で動かせる確かな技術。できれば、名の通った教育機関の技術認証があることが望ましい
2. 国際的に通用する海上無線の免許
です。

上記の1は、ISPAでデイスキッパーの認証を取得したので差し当たり問題なし(と思う)。あとは2の無線の資格というわけで、海上特殊無線技士一級の試験を先日受けてきました。

試験内容はお決まりの法規、無線工学、英語、あとは無線通信術です。大枠は航空無線通信士など他の資格と同様で、海上無線ならではの要素がいくつか加わるだけなので(例えばインマルサット衛星の運用とか)、基本的には簡単でした。2月上旬に試験を受けて、2月末に無事合格通知が届きました。しかし、それ以来サボっていてまだ免許証を申請していないので、忘れる前にしなければならないな。

これで、理論的には今すぐにでも南太平洋でヨットを借りて紺碧の海へ出帆する準備が整いました。とはいえ、お子様たちはまだ小さいし、一人でヨットを動かすのはしんどいので一緒に行く仲間を探さなければならないし(または、子供をクルーに育てるか)、実現へはもうしばらくタイミングを待つ必要がありそうです。それまでは、浦賀あたりで地道に技量向上に努めてるかな。

物欲シーズン到来

趣味の物欲というのは一年中いつでもなくなることはありませんが、暖かくなり始めてアウトドア本格シーズンの幕開けが間もない時期は、欲しいものも特に増えるものです。

そんな煩悩リストの上位にあるもの2つ。

1. ドローン
たくさんローターがついてて安定性の高いヘリのラジコンで、デジカメと一緒に飛ばして空中撮影が簡単に行える代物ですね。

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アマゾンが配達に使うとか使わないとかで以前話題になってましたが、いつの間にかかなりの商用化が進み、1万円程度のオモチャから数十万円くらいのアマチュアハイエンド機、そしてそれ以上のプロユース向けといった色々なモデルが出ている模様。水上での使用に適した防水モデルもあるようで、それだと基本海で遊びたい自分の想定用途にも合うかも。スピードは毎秒10メートルくらい出るようなので(空飛ぶオモチャは基本的に速い)、ヨットだったら余裕でついて来られますね~。ボートでも20ノットまでは併走可能ですね。

あまりオモチャっぽいものを買っても仕方ないのでひとまずは10万円台くらいのモデルを買ってみたいのですが、それでも意外と色々あって選びきれん。実物を置いていて、商品に詳しい店員さんのいる店を探したいものです。秋葉原とか?

GPSや気圧高度計・超音波高度計を搭載しているため、自機位置の正確な把握が可能。それにより、事前に設定した経路に沿って自動で飛行できる機能とか、ボタンワンタッチで離陸地点に戻ってくる機能などもあるようで、それだけでも男の子の萌えポイントど真ん中という感じです。それにしても、これが普及したら空中写真撮影のビジネスというのは根絶されるんじゃないでしょうか。

2. ゴムボート
ヨット、ボートで遊ぶ際に「途中でどこへ上陸するか、またはしないか」というのは遊びの充実度や行き先の選択肢を決める大切な要素です。ホームフィールドの東京湾だと、神奈川側は横浜や浦賀のマリーナ、千葉側では保田や冨浦の漁港が接岸可能地点として有名です。しかし、それ以外にもいい感じのビーチや入り江というのは東京湾内ですら多数存在するわけで、そういうところに船をアンカリングして上陸するには、やはりゴムボート(テンダー)でしょう!ということで欲しいと思っております。

なお、母船をアンカリングして、テンダーで上陸するという形は外国では一般的なようなのですが、日本ではあまりやっているのを見たことはありませんね。

機動性を考えるとエンジン付きがいいのですが、今の自分のようにボートを所有せずテンダーだけ所有するという形では、毎回マリーナへ運んだり船に積んだりするのが大変だし、整備の手間もかかりそう。すると現実的には手漕ぎになります。とはいえホームセンター2980円のようなものだと心許ないし、ボディ剛性や設計の問題で漕ぐのも大変そう。なので、手漕ぎ・エンジン両方への対応が謳われているようなしっかりした船体のもので、ひとまずエンジンなしで運用しておくというのがいいのではないかと考えています。ボートに積まず、単体で使う時はエンジンをつけるという使い方もありですね。すると内湾の釣り程度はそれで十分で、ボートに乗らなくなるというオチもありそうですが…。

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確か2馬力以上の船外機は船舶免許が必要だったと思います。免許は持ってるので問題ないのですが、そこからは船検のような法定検査も必要になるのかな?そのあたりも調べた上で検討したいと思います。ひとまず、ゴムボート買ったら冨浦の大房岬沖や館山の沖ノ島沖へボートを出して遊びたいですね。あ~、早くもっと暖かくならないかなぁ。

風が止まない、そこからのつらつらとした計算

気象予報士かつセーラーのつぬたりです。

今週に入って季節外れの強い寒気の流れ込みが続き、関東でも北~西の冷たい風がビュービューと吹き荒れました。ホームゲレンデの東京湾でも、15m-20mもの風が何日も続くような、まるで外洋の島みたいな状況が続いています。

千葉県の南端近く、館山の洲崎灯台では、過去12時間の風速が軒並み13m以上。ボートの人は家を出る前に乗るのを諦め、ヨットの人は2ポンで出港し(でもゲストは乗せたくない)、ウインドサーフィンの人なら喜んで出ていく(でも陸に向かって吹いている場所のみ)という程度の風速です。

洲崎風速

白波立つ海原を見下ろし、吹き荒れる風にも凛として立ち続ける白亜の灯台。この洲崎灯台にぶつかる風のエネルギーってどれくらいなんだろう、と少し考えてみました。

運動エネルギーの式は中学(高校?)で習う通り、1/2 x 質量 x 速さの2乗 です。空気のように流れるものについては、質量の部分は 体積 x 密度 で表した方がよく、ここで体積は、流れを測る面の面積 x 速さ x 測る時間 で求めることができます。

測る時間を毎秒(1秒)として、エネルギーをパワー(W)で測ることにすると、風のパワーは

1/2 x 空気の密度 x 風を受ける面の面積 x 風速の3乗 です。

風速の3乗!風力発電の理論では超基本的な常識のようなのですが、3乗に比例する量が出てくるというのはなかなか驚きです。

次に実際の数値を入れてみましょう。手計算でできる範囲で、ざっくりとした数値をあてるよう心がけます。

空気の密度: 空気は、窒素と酸素がおよそ7:3で入っている混合気体です。窒素は28、酸素は32なので平均分子量はざくっと30とします。1モル=22.4リットルで30グラムという意味なので、密度は30/22.4 グラム/リットル = 1.3kg/立方メートルです。

風を受ける面の面積: 洲崎灯台の高さは15メートルだそうです。半径がわかりませんが、だいたい2メートルくらい?風を受ける断面を真ん中で上から下へスパッと切った長方形と考えると、断面積 = 15 x 4 = 60平方メートルです。

風速: 今日一日中吹き続けた勢いの15メートルとします。

これらを先ほどの式に入れると、

洲崎灯台にぶつかる風速15メートルの風のパワー = 1/2 x 1.3 x 60 x 15^3 = 131625 ワットです。

1馬力 = 750ワットなので、馬力に換算すると、洲崎=175馬力です。んん~、だんだん数字の実感が湧いてきました。自動二輪だの船だのという乗り物遊びを続けてきた身としては、やっぱ馬力の方がピンときますね。

175馬力というと、25フィートくらいの釣り用ボートについている船外機のイメージです。洲崎断面くらいのセール面積を持ち、15メートルの風のパワーをすべて動力にできるヨットがあれば、25フィートの釣り船と同じ出力(同じ速度、ではない)で走れるということです。

ヤマハ30Sのセール面積は、ちょうど上記の洲崎断面積と同じくらいの59平方メートルです。そのセールで15メートル(30ノット)の風をフルに受ければ釣りボートのエンジンと同じくらいのパワーがあるものの、当然100%を使えるわけではなくて、そのざっと10分の1くらいを推進に使っているというイメージですねたぶん。

Appendix

プロフィール

つぬたり

Author:つぬたり
理学博士、3男児の父、丸の内ビジネスマン、そしてアウトドア超実践派の気象予報士。

アウトドアでの主な活動分野は、山と海、そしてトライアスロンやトレイルランニングなどの競技です。競技はアイアンマン・ジャパン、全日本宮古島トライアスロンや日本山岳耐久レースなど長距離レースの完走実績あり。しかしタイムは遅いので、もっと目標を持って頑張らないといけません。

山はここのところ冬がメインで、2014年1月の赤岳(八ヶ岳)登頂を皮切りに、阿弥陀岳北陵、白馬岳主稜などの雪山バリエーションルートの登攀を行いました。ただし「自分の技量を全く信じない」のがモットーなので、いつもガイドさんと一緒です。2014-15の冬シーズンは、もう少し難度の高いルートへの進出を目指しています。

海はボートとヨット。ISPAデイスキッパー(セーリング)の資格を有していますが、若葉マークでまだまだこれからです。あと、スキューバダイビングも時々思い出した時にやります。生涯ダイブ本数は50本強。

気象予報士試験の合格と予報士登録は2009年です。この地球に生まれ、かつ豊かで変化に富んだ国土を持つ日本に生まれたことを幸いに、自然の美しさと不思議さを肌と頭の両方で感じまくることが全ての活動の基本テーマ。そのため、理論と実践の両輪で研鑽を続ける日々です。

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