先月の笠間で後輪をパンクした。その時はゴールして家に帰ってから気づいたほど最後の最後だったのでよかったが、今週末は荒川ーハーフセンチュリーだし、タイヤを交換しておかなければならない。
その際、タイヤを買う時に
御茶ノ水のY's Roadで勧められたミヤタのチューブラーテープを使った。一度使うと手放せなくなりますよ〜とのこと。値段は20mで3675円とあり得ないくらい高価だが、それでも勧めるからには相応の理由があるのだろうと思って買ってみた。ちなみに、Y's Roadは知識豊富で頼りになる人から、全く何も知らない素人同然の人まで、店員の質のばらつきが激しいと思う。

要するにこれ、強力な両面テープ。ただ、少しフワフワしていてタイヤの空気圧によりリムに密着する仕組みになっていることと、ブレーキ時の高温や雨など厳しい条件下でも十分な接着強度を保つように設計されていることが、単なる両面テープとの違いらしい。
実際に使ってみると、その使い勝手は拍子抜けするほど簡単だった。これまでベタベタと汚れに苦しみながら、リムセメントで接着していたあの手間は何だったのかと思うほど。一度使うと手放せない、確かにその通りかも。
タイヤ交換するホイールを自転車から外し、リムセメントリムーバで古い接着剤をきれいに落とす。次にバルブ穴のところからテープをリムに貼っていき、軽く押さえて仮留めする。

続いて、テープの片側についている剥離紙をリムの外側に折っておく。この作業で唯一のポイントといえば、ここかも知れない。次にタイヤをリムにはめ込むが、まだ剥離紙はついたままなので、タイヤはリムにくっつかない。よって、セメントを使う時と違って、モタモタすると固着してしまうという恐怖に怯えることなく、タイヤのセンター出しがゆっくりできる。

タイヤに軽く空気を入れた状態でセンターが出たら、先ほど折っておいたところからゆっくり引っ張って、剥離紙をスルスルっと抜いていく。これでリムとタイヤは両面テープを介して接着された状態だから、基本的にはこれにて作業終了。あとは空気を実用圧まで入れて、しばらく放置して圧着を強めれば完成である。

これまでチューブラータイヤの最大の難点といえば、リムセメントでの接着が面倒なことと、その際に手や服やそしてリムを汚してしまうことだった。この接着テープはその難点を見事に解消する画期的な商品だと思う。
気になるコストの方も、実はそれほど高くない。27インチホイールの周長はおよそ2mだから、テープが20mであれば約10回分。テープ代は一回あたり約400円ほどとなる。もちろんリムセメントに比べれば遥かに高いものの、作業の利便性と確実性を考慮すると、コストパフォーマンスは十分に高いと言えるだろう。
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